「AIって、結局ChatGPTだけ使っていればよくない?」
正直、わたしもそう思っていた時期がありました。でもある日、ふと気になって同じGoogleが作ったGeminiとNotebookLMに、まったく同じ質問を投げてみたんです。
返ってきた答えが、全然違いました😀
しかも2つとも、Googleが開発したAIです。同じ会社が作ったのに、ここまで個性が分かれるの?というのが、率直な感想でした。
この記事では、実際に会議メモの整理と旅行プランのまとめという2つのシチュエーションで比較した結果をそのままお見せします。「どっちを使えばいいの?」という疑問への、わたしなりの答えも書きました。💁♀️
- GeminiとNotebookLMの違い(同じGoogle製なのに個性が真逆)
- 同じ質問を投げた比較結果(会議メモ・旅行プランの2パターン)
- 場面別の使い分け方|判断の軸は「ソースが固まっているか、いないか」
そもそもGeminiとNotebookLMって何が違うの?
比較の前に、まず2つのツールをざっくり整理しておきます。どちらもGoogleが開発していますが、目的がまったく異なります。
❶ Gemini|Googleの「何でも聞けるAI」
GeminiはGoogleが開発した生成AIです。ChatGPTと同じように、何でも自由に質問できます。調べもの、文章の作成、アイデア出し、翻訳……と幅広く使えるのが特徴です。
Googleアカウントがあれば無料で使えます。Googleの検索エンジンと連携しているため、最新情報にも強いのがポイントです。
❷ NotebookLM|読み込んだ資料に特化した「整理のプロ」
NotebookLMは、自分でアップロードした資料をもとに回答してくれるAIです。PDFや文章を「ソース(情報源)」として登録し、その内容に基づいて質問に答えてくれます。
大きな特徴は、「どのソースから引っ張ってきた情報か」を明示してくれること。情報の出どころが一目でわかるので、複数の資料をまとめるときにとても便利です。こちらも無料で使えます。
❸ 同じGoogle製なのに、個性は真逆だった
わたしが実際に使ってみて感じたのは、「同じ会社が作ったとは思えないくらい、キャラクターが違う」ということです。
Geminiは自由で創造的、NotebookLMは誠実で几帳面——そんなイメージです。どちらが優れているかではなく、使う場面で選ぶのが正解だとわかりました。それを実感した比較実験を、次のセクションからご紹介します。
わたしも最初は「GoogleのAIはGeminiだけ知っていればいいか」と思っていました。NotebookLMを本格的に使い始めたのは、複数人のメモをまとめる作業で「これ、手作業だと絶対ミスる…」と思ったのがきっかけです😀
| 比較項目 | Gemini | NotebookLM |
|---|---|---|
| 料金 | 無料(有料プランあり) | 無料 |
| 得意なこと | アイデア出し・調べもの・文章生成 | 複数ソースの整理・要約・出典明示 |
| 情報源 | Googleの検索エンジン・学習データ | 自分でアップロードした資料のみ |
| 出典の明示 | なし | あり(どのソースから引用かを表示) |
| 向いている場面 | 情報収集・企画・計画段階 | 資料が固まった後の整理・まとめ |
実験① シンプルな会議メモを整理させてみた
まずは、誰でも試せるシンプルな実験から始めました。下のサンプルメモをそのままコピーして、GeminiとNotebookLMの両方に投げてみてください。
❶ 今回使ったサンプルメモ(コピーして試せます)
まずは架空の会議メモを用意しました。実際の議事録と近い形式にしています。
以下の会議メモを読んで、
①決定事項 ②各自のToDo ③次回までのアクション
の3つに整理してまとめてください。
【会議メモ】
日時:2026年5月/参加者:田中・鈴木・佐藤
・新サービスのSNS告知は来月15日スタートで合意
・担当は田中さん、素材は鈴木さんが用意
・予算は10万円以内で佐藤さんが稟議を通す
・次回は2週間後に進捗確認❷ Geminiの回答|すっきりとした見た目
Geminiは①決定事項→②各自のToDo→③次回アクションと、指示通りの構成でまとめてくれました。見た目がすっきりしていて、そのままメールに貼り付けられそうなクオリティです。

❸ NotebookLMの回答|出典を示しながら整理
NotebookLMも同じ3項目でまとめてくれましたが、各項目に小さな番号(引用元の番号)が付いていました。「この情報はどのソースから来ているか」を明示してくれる機能です。今回はメモが1つだけなので効果がわかりにくいですが、ソースが複数になると、この機能が光ります。

❹ AI子の感想|シンプルなメモなら、ほぼ互角
正直なところ、シンプルなメモ1枚なら、どちらも実用的なクオリティで互角でした。見た目のすっきり感はGeminiがやや上で、わたし好みでした。
ただ、この時点でひとつの疑問が生まれました。「ソースが1枚じゃなくて、もっとぐちゃぐちゃな情報だったら?」です。
会議メモの整理を日常的にやっているなら、AI文字起こしツールのNottaも試してみる価値があります。録音するだけで議事録の下書きが自動でできるので、メモを取る手間ごとなくせます。まずは無料プランから試せます。
実験② 3人の女子旅プラン、ぐちゃぐちゃのまま投げてみた
「シンプルなメモなら互角か……じゃあ、もっとぐちゃぐちゃな情報だったらどうなるんだろう?」
ちょうどそのとき、友人たちと韓国旅行の計画を立てていました。3人の希望がそれぞれバラバラで——美容、食べ歩き、K-POP聖地巡礼——「これ、AIに整理してもらったらどうなるんだろう」と思って試してみました😀
❶ 今回使ったサンプル(3人のバラバラなメモ)
3人の希望をまとめて、全員が楽しめる2泊3日の韓国旅行プランを提案してください。
【Aちゃん(美容担当)】
韓国行くなら絶対エステとフェイシャル入れたい!
明洞でパック爆買いもしたい。
肌ケア系のお店リサーチしてあるから任せて。
できれば午前中はゆっくりしたい(スキンケアに時間かけたい)
【Bちゃん(食べ歩き担当)】
広蔵市場のビビンバと東大門のトッポギは絶対外せない!
カフェも行きたい。韓国スタバ限定メニュー気になってる。
食事の時間はしっかり確保してほしい。駆け足はいや笑
【Cちゃん(KPOP担当)】
HYBEとSMの聖地巡礼したい!
推しのカフェコラボも調べてある。
できれば音楽番組の公開収録も応募したいから
スケジュールに余裕もたせてほしい❷ Geminiの回答|写真付きで夢が広がる
Geminiは2泊3日のスケジュールを日ごとに組んでくれただけでなく、現地の写真まで自動で挿入してくれました。明洞の街並みや広蔵市場の屋台の写真が並び、読んでいるだけで旅行気分になれます。
さらに「全員の希望の着地点」という項目まで作ってくれて、3人がどこで妥協して、どこを優先したかを整理してくれていました。これは気が利いてる、と思いました(女子旅って、もめるのが目に見えてますよね笑)。

❸ NotebookLMの回答|誠実だけど、広がりは少ない
NotebookLMも3人の希望をきちんと整理して、2泊3日のプランを作ってくれました。各行動に引用元の番号が付いていて、「Aちゃんの希望から」「Bちゃんのメモより」というのが一目でわかります。
ただ、Geminiと比べると情報の広がりが少ないと感じました。写真はなく、あくまで「読み込んだメモの中にある情報」だけを使ってまとめるスタイルです。メモに書いていない情報(たとえばHYBEの最寄り駅や広蔵市場の営業時間など)は、補足してくれません。

❹ AI子の感想|ここで個性がはっきり分かれた
この実験で、2つのAIの個性がくっきり見えました。
Geminiは「夢を膨らませてくれるAI」です。写真を引っ張ってきて、想定外のアイデアまで提案してくれる。まだ何も決まっていない計画段階に向いています。
NotebookLMは「情報を裏切らないAI」です。読み込んだ資料の内容だけを使って、正確に整理してくれる。「誰がそう言ったか」まで示してくれるので、複数人の意見をまとめるときに安心感があります。
結局どっちを使えばいい?場面別の使い分け
2つの実験を通して見えてきた使い分けの軸は、シンプルです。
「ソースが固まっているか、いないか」——これだけです。
❶ Geminiが向いている場面
- アイデア出し・企画の最初の段階
- 旅行・イベントなど「まだ何も決まっていない」計画
- プレゼン資料の構成を考えたい
- 視覚的に豊かな情報(写真・図解)がほしい
- インターネット上の最新情報も含めて調べたい
❷ NotebookLMが向いている場面
- 複数人のメモ・報告書をひとつにまとめたい
- 会議の議事録を整理・要約したい
- 「どのソースに書いてあったか」を明確にしたい
- PDFや長い資料を読み込んで質問したい
- 情報が固まった後の「まとめ・整理フェーズ」
❸ 同じGoogleが作ったのに、なぜ個性が真逆なのか
この2つ、実はそもそも「目的が違うAI」として設計されています。
GeminiはGoogleの持つ膨大な検索データと連携して、広く深く情報を引っ張ってくることを目的に作られています。一方のNotebookLMは、「自分が持っている資料を正確に使いこなす」ことに特化して設計されています。
つまり、同じ会社が作った「兄弟」だけど、担当が最初から違う——そういうことです。どちらが上でも下でもなく、得意なフィールドが違う、ということです。
わたしは今、「企画・アイデア出しはGemini、資料が揃ったらNotebookLM」という流れで使い分けるようになりました。1つのAIだけに頼っていた頃より、明らかに作業がスムーズになっています💁♀️
❹ 2つを組み合わせて使うのがベスト
さらに言うと、この2つは組み合わせて使うのが一番強いです。
たとえば仕事でプレゼンを作るなら——Geminiで構成案・アイデアを広げる→NotebookLMで社内資料・過去データを整理する→Geminiで最終的な文章を磨く、という流れが使いやすいです。
AIを「1つだけ使う」より、「場面に合わせて選ぶ」ほうが、はるかに効率が上がります。これは実際に使ってみて、強く実感したことです。
もっとAIを体系的に学んで仕事に活かしたいと感じている方には、AI学習の講座も選択肢のひとつです。まずは無料セミナーから確認できます。
まとめ
今回ご紹介した内容をおさらいします。
- GeminiとNotebookLMは同じGoogle製でも個性が真逆——広げるか・まとめるか、担当が最初から違う
- 使い分けの軸は「ソースが固まっているか、いないか」——計画段階はGemini、資料が揃ったらNotebookLM
- 2つを組み合わせて使うのがベスト——1つのAIに頼るより、場面で選ぶほうが効率が上がる
「AIはChatGPTだけ」「GeminiかChatGPTどっちか」という考え方から、少し視野を広げてみると、日々の仕事がぐっとラクになる場面が増えてきます。
まずはこの記事のサンプルをコピーして、GeminiとNotebookLMに同じ質問を投げてみてください。「あ、たしかに違う」という実感が、いちばんの近道です😀💁♀️
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