「NotebookLMって、紙の本も読み込めるの?」
本棚にある本をAIで整理できたら便利だな、とふと思って試してみました。結論から言うと、紙の本をそのまま読み込む機能はありませんが、ひと手間加えることで活用できます。その方法をまとめてご紹介します😀
- NotebookLMが読み込めるファイル形式の全まとめ
- 紙の本をNotebookLMで使えるようにする方法
- PDFを読み込んだあとの便利な使い方
実際に試しながら感じたことも交えてご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください💁♀️
NotebookLMが読み込めるファイル形式をまず確認しよう
NotebookLMに「ソース」として追加できるのは、以下の形式です。
❶ 対応しているファイル・データの種類
2026年現在、NotebookLMで読み込めるのは主に以下のとおりです。当初はPDFが中心でしたが、機能拡張により対応形式がかなり増えています。
- PDF:最も相性がいい形式。資料・論文・書籍データなどをそのまま追加できる
- Word(.docx):そのままアップロード可能。社内資料や原稿もOK
- テキスト(.txt)・Markdown(.md):軽量で読み込みも速い
- 画像(JPEG・PNG・WebPなど):OCRで画像内の文字を読み取って認識する
- Googleドキュメント・Googleスライド:Googleドライブから直接インポート可能
- 音声ファイル(mp3・WAVなど):録音データや講義音声を読み込んで要約できる
- YouTubeリンク:URLを貼るだけで動画内容を読み込める
- ウェブサイトURL:記事やレポートのURLをそのまま追加できる
- コピーしたテキスト:クリップボードのテキストを直接貼り付けられる
❷ 読み込めるけれど、精度に注意したいケース
対応形式は広いものの、データの「中身」によって読み取り精度が変わります。アップロードはできるけれど、思ったような結果が出にくいケースをまとめました。
- 文字が小さい・ぼやけているスキャン画像:OCRが文字を拾いきれず、要約の精度が下がる
- 手書きメモの写真:判読性が高い字なら認識できることもあるが、崩し字や走り書きは厳しい
- 表組みが複雑なPDF:列数が多すぎる表は構造を保てない場合がある
- 字幕のないYouTube動画:音声認識でテキスト化はできるが、専門用語が多いと誤認が増える
つまり「文字としてきちんと読み取れるデータかどうか」が精度を左右する、というのが本質です。この前提を押さえておくと、次の方法がスッと理解できます。
| ファイル・データの種類 | 読み込める? | 補足 |
|---|---|---|
| ✅ できる | 最も相性がよい | |
| Word(.docx) | ✅ できる | そのままアップロード可能 |
| テキスト・Markdown | ✅ できる | 軽量で読み込みも速い |
| 画像(JPEG・PNG・WebP) | ✅ できる | OCRで文字を読み取る |
| Googleドキュメント・スライド | ✅ できる | Googleドライブから直接インポート |
| 音声ファイル(mp3等) | ✅ できる | 録音・講義音声に対応 |
| YouTubeリンク | ✅ できる | URLを貼るだけでOK |
| ウェブサイトURL | ✅ できる | 記事・レポートなど |
| コピーしたテキスト | ✅ できる | クリップボードから直接貼り付け |
| 紙の本 | ⚠ 一手間必要 | PDF化または画像化してから取り込む |
紙の本をNotebookLMで使う3つの方法
❶ 紙の本はデジタルデータに変換すれば読み込める
本棚から取り出した紙の本そのものを、NotebookLMに直接放り込むことはできません。紙はデジタルデータではないからです。
でも大丈夫です。「デジタルデータに変換する」というひと手間を加えれば、NotebookLMで活用できます。変換さえできれば、PDFでも画像でも、NotebookLMはOCRで中身の文字を読み取ってくれます。
❷ 紙の本をデジタル化する3つの方法
紙の本をデジタル化する方法は大きく3つあります。
- Kindle版(電子書籍)を購入する:テキストデータとして扱いやすく、最も手軽
- スマホのスキャン機能でPDF化する:iPhoneなら標準アプリで完結。Androidは無料アプリで対応
- スキャナー+OCRソフトでPDF化する:精度は高いが機材・ソフトが必要

❸ 一番手軽なのはKindle版を使う方法
わたし自身が一番使っているのは、最初からKindle版(電子書籍)で購入する方法です。テキストデータとして完成しているので、スキャンの手間がなく、NotebookLMへの読み込みもスムーズです。
すでに紙で持っている本を使いたい場合は、スマホのスキャンアプリが現実的です。Adobe ScanやGoogleフォトのスキャン機能を使うと、OCR(文字認識)処理が自動でかかり、テキストとして認識できるPDFが作れます。
| 方法 | 手軽さ | コスト | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| Kindle版(電子書籍)を購入する | ★★★ | 本の購入費 | ◎ 一番おすすめ |
| スマホのスキャンアプリでPDF化 | ★★☆ | 無料〜 | ○ 手持ちの本に |
| スキャナー+OCRソフトでPDF化 | ★☆☆ | 機材・ソフト費 | △ 本格派向け |
スキャンした本の個人利用は私的複製として認められていますが、他の人への共有・配布は著作権法に抵触する可能性があります。あくまで「自分だけが使う」前提でお試しください。
PDF化した本をNotebookLMに読み込む手順
❶ PDFをアップロードする
NotebookLMを開いてノートブックを新規作成したら、「ソースを追加」画面でPDFファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルをアップロード」から選択します。複数のPDFをまとめてアップロードすることも可能なので、本の章ごとに分割したファイルでも問題ありません。
❷ チャットで「この本の要点を教えて」と聞いてみる
PDFの読み込みが完了したら、画面中央のチャット欄から自由に質問できます。こんなプロンプトが使いやすいです。
この本の要点を3つにまとめてください
第2章の内容を初心者向けにわかりやすく説明してください
この本で著者が一番伝えたいことは何ですか?長い本でも、読み込んだ内容をもとに瞬時に答えが返ってくるので、「まず全体像をつかんでから読み進める」という使い方がとても効率的です😀
❸ 音声解説にして「ながら読み」もできる
読み込んだPDFをもとに、NotebookLMの「Studio」機能から音声解説(Audio Overview)を生成することもできます。通勤中や家事の合間に耳で内容を確認できるので、本を読む時間がなかなか取れない方にも便利な使い方です。
わたしの場合は、スマホでPDFにしたものをそのまま問題なく読み込めました。画像ベースのPDFでも、NotebookLMがOCRで文字を読み取って要約や表組みまで再現してくれるので、ほとんどの本は気にせずアップロードできます。もし「うまく要約してくれない」と感じたときは、撮影時の明るさ・ピント・ページの傾きを見直してみてください。読み込み精度がぐっと上がります😀
もっと読書効率を上げたいなら──Kindle Unlimitedという選択肢
NotebookLMとの相性という観点では、最初から電子書籍(Kindle)で読む習慣にしてしまうのが一番ラクです。スキャンの手間がなく、すぐにテキストデータとして扱えます。
AI関連の本をNotebookLMで整理しながら読む、という使い方がわたしはかなりはまっています。Kindle Unlimitedなら月額で読み放題なので、気になった本をすぐ試せるのが魅力です。
※無料体験から始められます。合わなければ期間内に解約できるので、気軽に試してみてください。
NotebookLMは何文字・何冊まで読み込める?
本を読み込ませて使うとき、気になるのが「何冊まで入れられるの?」「分厚い本でも大丈夫?」という点ではないでしょうか。2026年時点の無料版の上限を整理しておきます。
❶ 1つのノートに入れられる本は「50冊」まで
NotebookLMでは、1つのノートブック(作業スペース)に追加できる資料が無料版で50個までと決まっています。本を1冊1ファイルで入れるなら、1つのノートに最大50冊分。個人の読書や勉強なら、まず足りなくなることはありません。
もっとたくさん扱いたい場合は、有料版(NotebookLM Pro)で1ノート300個まで増やせます。ただ、最初は無料版で十分に試せます。
❷ 分厚い本でも大丈夫?1冊あたりの上限
1つのファイルにつき50万単語・200MBまで読み込めます。50万単語は書籍数冊分に相当するので、普通の本1冊ならまず問題ありません。
注意したいのは、写真やスキャン画像が多いPDFです。文字が少なくても画像が多いとサイズが大きくなり、200MBを超えることがあります。そのときは画質を下げてスキャンし直すか、章ごとにファイルを分けると読み込みやすくなります。
| 項目 | 無料版 | 有料版(Pro) |
|---|---|---|
| 1ノートのソース数 | 50個 | 300個 |
| 1ファイルの上限 | 50万単語/200MB | 50万単語/200MB |
| 1日の質問回数 | 50回 | 500回 |
まとめ
今回ご紹介した内容をおさらいします。
- NotebookLMはPDF・音声・YouTube・テキストなど幅広い形式に対応している
- 紙の本はそのまま読み込めないが、PDF化すれば活用できる
- 一番手軽な方法はKindle版(電子書籍)を使うこと
- PDFを読み込んだあとは要約・Q&A・音声解説など多彩な使い方ができる
- スキャンした本の個人利用はOKだが、共有・配布は著作権に注意
NotebookLMは「読んだ本の内容を自分の知識として整理する」ツールとして、かなり優秀です。まずは手元にあるPDFや電子書籍を1冊読み込ませてみてください。
使い方に慣れてくると「もっとAIを活用したい」という気持ちが自然と湧いてきます。まずは一つだけ試してみてください😀💁♀️
NotebookLMをはじめとしたAIツールをもっと体系的に学んでみたい方へ。わたし自身も「なんとなく使っている」状態から抜け出したくて調べてみました。
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